かっちまったよ〜ん。
アグスタはやっぱかっこいいです。
 いざ水戸へ
現車確認のために水戸のキャラメルモータスさんへ行ってきました。
キャラメルモータスさんから「現車確認してねっ」て言われていましたので札幌→羽田→水戸まで行ってきました。2003/8/12新千歳発8時30分の飛行機に乗らなければならないんので6時50分には札幌の自宅を出なければなりません。やはり早起きは苦手です。お盆真っ只中なので千歳空港も羽田空港も浜松町も上野もごった返しで・・・札幌は涼しいのですがやっぱり東京はあついです。キャラメルモータースさんまで水戸からJR水戸線で常陸津田、到着したのは13時30分
さっそく現車確認です。アグスタの現物は見たことなかったので「おー、かっこいーです」すっかり現地で舞い上がってしましました。
タンクの形状は伝統工芸っぽくっていいです。

この何ともかっこいータンク形状、前側面下部の張り出し具合といい、後方のえぐれ具合といい本当にこのタンクは天下一品のデザインだと思っています。
「ええかんじです」

キャラメルさんからの画像です。

フレームの車体番号とエンジ番号を確認しました。出荷時から(製造時)フレーム番号とエンジン番号は一致していないことはあたりまえのようです。
ベスパのようにフレーム番号から年式がわかるような資料はないのですが前オーナーさんいわく74年式では・・とのことです。
 全体のバランスはいいかんじです。
上から見ると結構グラマーなんです。
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後方上部からの絵です。
750Americaよりグラマーではありませんが小型排気量とは思えないスタイルだと思っています。
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後方正面からの絵です。
やはり小排気量リアのタイヤ細いです。リアカウルに貼られているステッカーにはClub MV AGUSTA EST.1983と書かれています。
MVに詳しい方に教えていただいのですが以前、京都にあったクラブアグスタというお店のステッカーのようです。イタリアより直接輸入、販売をしていたとのことで現在はお店は閉められています。
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向かって左前です。お邪魔した当日は午後から雨で外に出せませんでしたので全体の絵が取れませんでした。マスターのリストバンドは必需品らしくオイルモレは常識のようです。

キャラメルさんからの画像です。
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お邪魔する前に事前にキャラメルさんからいただいた画像です。125CCの割りにエンジンの外観がでかいこともバランスよくみえる要因のように思えるのは私だけかしら?

 問題のフロントブレーキまわりです。
な・なんとオリジナルパーツはダブルディスクじゃないどぇすか(^^)v
キャラメルさんからの画像です お邪魔する前からフロントのブレーキはブレンボが装着されていることは聞いていました。オリジナルはディスクプレートが進行方向に向かって左についているのにと不思議に思っていましたが・・・
な・なんと奥から出されたオリジナルパーツにはもう一枚のディスクプレートとSCARABのキャリパー×2、ダブルディスク車だったんです。よかったよん・・ダブルディスクはオプションだと聞いておりましたので、「めでたしめでたし」です。左上のパイプみたいなのはオリジナルのエアーファネルです。
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オリジナルSCARABキャリパーです
OHで復活を期待しています。
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オリジナルから交換されているブレンボのマスターです。アグスタはマスターからオイルもれがすることが多くリストバンドは必需品だと教えられました。
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MOZZI-MOTORのオリジナルマスターも残っていました。でもOHが必要です。はたしてOHはできるのでしょうか?
 「決してバイクにまたがってキックをしてはいけません」だそうです。
ふにゃふにゃスタンド

キャラメルさんからの画像です。
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MV125Sはスタンドが弱く跨ってキックするとすぐに曲がってしまうんだそうです。確かに大半の車両がリアのタイヤが設置していることが多いです。でもこの車両はちゃんとリアがういています。

キャラメルさんからの画像です。
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拡大した画像です。角度も問題ないようです。これは期待できます。と思っておりました。
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上の2枚の画像はキャラメルさんがHPで紹介していた画像なので現車確認までわかりませんでした。
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写真を撮ってあとからAGUSTAに詳しい方に教えていただいたのですが・・スタンドに改修の溶接後を教えていただきました。やはり20年以上も前の車両です痛む所は同じなんですね。
 「最近の高性能オイルは入れてはいけません」とのこと・・・ふむふむ
2サイクルではありません。OHVの4サイクルなんです。
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エンジンです。一見して2サイクルに見えるのですが実は4サイクルのOHVです。車両のサイズにぴったりくるサイズで全体のバランス感覚はさすがだと思います。
長い間乗っていないこともあってところどころガス+オイルが茶色くなっています。
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オイルパンを覗き込んでみました。写真左下オイルが滲んでます。旧車ゆえ近年の高性能オイルを入れると確実にオイルモレするそうです。車載マニュアルにはELF Sportigrade SAE 20W/50 API-SE-CCと記載されています。ELFにメールで問い合わせしてみましたが回答はありませんでした。(その後LUB HTX Retroの回答を頂きました)
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ガソリンタンクの内側に錆びはありません。タンクの材質はスチールなんだそうです。
 「随所にイタリアを感じます」・・・
レーシーな右シフトの踏み込み
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ハンドルはトマゼリ(Tommaselli)です。グリップはオリジナルではないようです。スイッチ類はアプリリア(aprilia)です。けっこういい感じにヤレています。
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レーシーな右シフトです。これは慣れないと、慣れたとしてもかなり怖い思いをしますね。シフトは1↑・2↓・3↓・4↓・5↓これまたレーシーです。
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現車確認もそこそこに購入を決めサインして帰ってきました。記念に値札をもらってきました。*^_^*
 もう一仕事・・・
やっぱりカタチから入らないとね。
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いつものことなのですが何かを始めるときは必ずと言っていいほどカタチから入ってしまいます。べつにポリシーとかではなく何故か物欲が異常となり同じ年代のものが欲しくなってしまいますEverokaRacemasterを購入するために渋谷のジャングルスクーターズさんへむかいました。最初はシルバーと決めていたのですが白でインナーが超美しいものを見てしまって美品を購入してしまいました。結構なお値段です。(>_<)