メーターギアもばらしてオーバーホールしていただきました。

175ccにボアアップしたことでクラッチへの負担が気になるところです。
３年前にしょっち〜さんから「以前、175CCに上げた人から聞いたけどクラッチずるずるになるらしい・・」と聞いていたので匠に相談はしていました。
「大丈夫だと思うけどね」と返事は頂いておりましたが、やってくれますね匠はきっちりとクラッチを強化してくれていました。
クラッチ板は接地面の広い物を製作、フリクションプレートも接地面を広くし磨材をフィーリング、耐摩耗性の高い物に張り替えです。
イグニッションコイルはレース用をチョイスです。

フロントキャリパーのピストンに腐食があり、ピストン交換していただきました。（なかなか合うものがなくて探し回っていたそうです）

相変わらず怠けております。
まったくもって怠け者のわたし・・仕事は忙殺状態が続いておりまして工房にもお邪魔できておりません。野々村さんごめんなさい。
久々に画像が送られてきました。

１枚目はスイッチまわりのレストア前、２枚目がレストア後、予想以上に綺麗になり、新品同様です。
他のパーツもセミグロスブラックに再塗装していただきました。

ほんと久々の更新です。
前回の更新が昨年の１０月ですからかれこれ１０ヶ月です。
久々にのむさんから画像を送っていただきました。
電装系を国産に変更してもらいました。
エンジンも無事始動し問題ないとのことです。

キックペダルが折れてしまいました。（泣）
でもエンジンをフレームに乗せていただきました。
ご満悦です。

評判のよくない電装系を国産に改装をお願いしていました。
結構大変だったようでワンオフパーツを製作いただきました。

北海道に夏は短いので出歩いてばかりいると・・・
既に秋になってなってしまいました。
北海道の地に来た理由は「とあるプロジェクトの完成のため」でした。
めでたく９月末日でプロジェクトも解散です。
のこり２ヶ月の１０月、１１月の残務と営業の手伝いを少々して関東へ撤収予定です。
と、言い訳しております。全く更新をサボっておりました。
匠から画像が送られてきたのは６月の末です。
ミッションを２度組みなおしていただいてエンジンを完成いただきました。
ボアを少々広げて、ポートも若干加工していただきました。
MAGNIマフラー・・・いいです。（ほれぼれ）

ピストンの加工を行うと同時に圧縮比を決定しなければなりません。
少しづつ削って測定してを繰り返しますので時間がかかります。
アクリル板で燃焼室を塞いでヘッド面にグリスを塗って測定します。
スポイドで容量を測りながら徐々にオイルを入れます。
ピストン側の容量はピストンが上面より飛び出しているのでダイヤゲージで測定し確認します。
ヘッド側と同様にオイルを入れて容量を測定します。
ってな具合に野々村さんにやってもらって測定して計算をやってもらって面研量を決めて目標の圧縮比に近づけます。

今回の目玉の175CCのボアアップですが随所に加工を施します。
ポン付けではなく各部の精度を上げておく必要があります。
今回のピストンはノウハウの塊なので画像にはモザイクを施しております。ご了承ください。

オリジナルのキャブは22です。
排気量をＵＰするにあたって24mmに変更します。
新品は高いので中古でレストアしていただきます。
でも、汚れがひどくて2昼夜クリーナ液にどぶ付けです。